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断片

・距離感を誤ると人は警戒心を持つ。

・失敗の原因は、相手と自分がそれぞれ感じている双方に対する距離感について、相手は遠い、自分は近いという認識において、言動を行ったためである。

・その結果として、相手は馴れ馴れしく接してくる自分に対して警戒心を持ち、できるだけ均等になるよう、まだあなたとはそのような親しい関係にない、というサインを送らざるを得なくなったのであろう。

・相手に親しい言動を取ると、相手が拒否するような反応をする。その反応を見て、傷つく。それに気がつかない振りをして、同じ態度を撮り続けた結果、ある程度のしきい値を超えたところで、諦めるための試みとして、相手を見ない、近づかない、話を早々に打ち切るために、冷たい反応をすることとなった。つまり、距離を縮めることをやめ、出来る限り遠くなるよう距離を取ることにした。実現し得ることのない未来に希望を持たないようにするために。当時(今もその傾向はあるが)、生活におけるあらゆる「間」で、相手のことを考えることとなり、そのためにマインドリソースをとられ続けてしまっていた。それは、自分の中での結論が「もう関係を修復することはあり得ない」と出ているにも関わらず、あの時こうしていれば、こういう展開もあり得たという、非生産的な妄想である。言動を振り返り、感じたことを書き出し、次の行動につなげることが、考える、ということだとすれば、自分のしていることは、ただ思い悩み、時間を浪費することにほかならないのであった。そういうどこへもいけない閉塞感が、自己評価を落とし続けていることに薄々気がついていたので、ここできっぱりと諦め、自ら可能性を捨て去り、新しい可能性を見出すためには、その行動が必要だったのだ。